宝くじ積立について

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「宝くじ積立」とはなにか。
 
なんのことはない、「つもり貯金」の一種です。~したつもり、○○を買ったつもり、で貯金するアレです。

「宝くじ ハズレたつもりで 積立投資」(字余り) これが合い言葉。

ジャンボ宝くじの発売に合わせて積み立てております。金額は宝くじ2セット分の6,000円。

私は国内ETFを中心に運用していますが、低額(単元未満)かつ定額の積立は投資信託が適していると思います。

そして銘柄はご覧の通りeMAXISバランス(8資産均等型)を選びました。理由は八等分の円グラフがキレイだったから。

・・・。

いえいえ、ふざけている訳ではありません。

積み立てるのでバランス型のノーロード投信、なおかつ時価総額による正統派の配分ではなく単純な均等割りが分かりやすくていいな、と考えたからです。


私は宝くじのワクワク感がとても好きでした。特に年末ジャンボ宝くじは帰省時に家族の団欒の話題になったりしてそれなりに楽しんでおりました。

ですが宝くじが非常に不利な博打であって、掛け金の半分近くが胴元に召し上げられてしまうことを知るに至り、別のワクワク感を求めることにしたのです。

それがこの「宝くじ積立」です。

はじめのうちはそんなに楽しくありません。実際に宝くじを購入しハズレてもそんなに心が痛まないということの裏返しだからです。ところが・・・。

5回を数える頃になると、6,000円×5回で30,000円になります。結構インパクトのある金額です。宝くじを買っていれば、あるいは高額当籤していたかもしれません。あるいは下一桁のみの当籤で合計3,000円になっているかもしれません。

失われてしまったかもしれないお金が、あるいは元本割れしているかもしれませんが、投信として自分の手元に残っている。これが続いていくとワクワクしてきます。宝くじがハズレたお金を累計したらきっと心が痛むでしょう。その裏返しです。(おそらくはプロスペクト理論により損失の方が強いでしょうけれど)

この「宝くじ積立」という方法は、投資が恐いと思う人にも有効だと思うんです。博打でスったお金だと思えば気軽に始められるし、元本割れにも動揺しないし、そのうち楽しくなってきて、ワクワクしてくるからです。

欠点はワクワクを感じるまでに時間がかかることなんですが、さしあたっては街で宝くじ売場が盛り上がってきたら、「宝くじ ハズレたつもりで 積立投資」と念じてみてはいかがでしょうか。

くれぐれも銘柄選択や実行結果などについては自己責任でお願いしますよ。私はたまたま含み益がでていますが、始めた時期がよかっただけの可能性もあります。結果が思わしくなかったからといって私を責めないでくださいね。

私の状況については今後も報告します。今月の年末ジャンボ宝くじ分の投信購入を手配しました。
 
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コメント

なるほど~

面白い発想ですね。もともと全部なくなって当然という資金でしたら、リスク許容度も相当強く保てそう。このやり方なら投資も始めやすいですね。参考になりました。

はじめまして

>ちんあおさん

ご訪問&コメントをいただきありがとうございます。初めてコメントいただいたので、とってもうれしいです。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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たまにはマイナスサムゲームのお話でも

はじめに断っておきます。 このエントリ、ステマです。 紹介するのはもちろん、いつか いやいや、何も言ってませんよ。 紹介するのは「宝くじ」です。 ※私の母が宝くじ売り場