軍事的投資仮説【5】(軍隊の種類)

※この記事は歴史的事実や金融商品のリスクなどを厳密に検証したものではありません。いわゆる「ネタ」ですので、軽い気持ちでご覧ください。(狼狽えてしまいますから本気で反論しないでくださいね、というエクスキューズ)
 
「アセットクラス兵科説」を発展させ、投資・資産運用のトピックスを軍事的に説明する試みとして「軍事的投資仮説」なる珍説を展開してみたいと思います。五回目の今日は軍隊の種類について考えてみましょう。

『君主論』を著したマキャベリは、傭兵軍を厳しく糾弾し、市民軍を編成すべきであると主張しています。15世紀のイタリアでは傭兵軍同士による戦闘が一般的な戦争だったのですが、傭兵隊長たちは自軍の損耗を嫌って激しい城攻めなどに消極的であったために、しばしば戦争目的を完遂しないまま給料の支払いを雇い主に求めたのでした。

市民軍と傭兵軍の違いを考えてみましょう。

市民軍の費用は税金などの共同体の経費でまかなわれますので、平時に遊んでいるわけではありませんが、必ずしも戦闘行為を行う必要はありません。また民間徴用された兵士ですので、戦闘能力が特別高いわけではありません。

傭兵軍は基本的に自分たちで食い扶持を稼がなければなりません。そのための方法は、軍隊である以上は戦闘行為となります。また戦闘行為を生業とするため、彼らは戦いのプロたちであって専門的な訓練を積んでいます。

この関係を軍事的投資仮説により無理矢理、いつものように資産運用に当てはめてみると;

主たる職業(生活を営むための収入を得る手段)を持ちながら投資活動を行う個人投資家は市民軍に相当し、職業として投資活動を行う機関投資家や個人投資家は傭兵軍に相当するのではないでしょうか。



傭兵軍の中にはさらに賊軍というカテゴリが存在すると思います。

賊、といってもそれこそ山賊、海賊、盗賊などから、ロビン・フッドや石川五右衛門、鼠小僧や梁山泊の豪傑たちみたいな義賊というカテゴライズが可能な性格を持っているものまでいろいろあります。ただし賊ですので、ものすごく大もうけする可能性があると同時に、ものすごく負ける可能性があり、さらに長期的には駆逐されてゆく存在であることが大きな特徴です。個人名や特定の地域名称が冠されている場合、伝説級かつポジティブなイメージがありますね。

これってデイトレーダーに似ていると思いませんか?

※みなさまの名誉のために断っておきますが、市民軍、傭兵軍、賊軍、などと呼んで投資家をカテゴライズしていますが、ここでは特に上下や優劣を語る意図はありませんし、デイトレーダーを中傷する意図は全くありません。投資のスタイルの違いを述べているだけですので、もしも本稿の記述に不快感をお感じになりましたら私の不手際です。申し訳ございません。

実際にはデイトレードだけで生活している方というのはそれほど多くはなくて、ご自身の生業を持ちながら短期売買を行うスタイルを想像するのですが、実際のところはよく分かりません。

投資における専門性とリスクテイクの大小による違い、そんなところでしょうか。今回は(今回も?)歯切れが悪くてすみません。

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