日経カバコ月次ウォッチ(2016/03)

はじめに(←本シリーズの説明)



※単位は円、純資産および終値は1口当たり。▽はコールプレミアムを示す。
※日経平均株価および日経平均カバードコール指数は日本経済新聞社によります。
※権利行使価格は推定価格をプロットしたものです。
※1565純資産および終値は東証のページから数値をプロットしています。
※コールプレミアムは大取のデータを参照しています。


 
3月SQ値は16,586.95となり権利行使価格の16,500円を86.95上回りました。

4月SQの権利行使価格は17,750円、コールプレミアムは155円と思われます。

以下はSQ前日の日経平均株価終値に1.05を乗じた数値を超える最少の権利行使価格と、その権利行使価格のSQ日のコールプレミアム終値を調べたものです。実際の分配金は費用や配当などにより必ずしもコールプレミアムの合計と同じではありません。

SQ月
 権利行使価格
 コールプレミアム
02月
18,750円
145円
03月
16,500円
170円
04月
17,750円
155円
合計

470円

過去の分配金はこちらを参照ください。



【指数の比較】

SQ日
日経平均
変動率
日経カバコ
変動率
差異
C.P.

2016/01/08
17,697.96

15,823.90




2016/02/12
14,952.61
-15.5%
13,479.68
-14.8%
0.7%
145

2016/03/11
16,938.87
13.3%
15,364.93
14.0%
0.7%
170

2016/04/**







2016/05/**







2016/06/**







2016/07/**







2016/08/**







2016/09/**







2016/10/**







2016/11/**







2016/12/**







2017/01/**















累計
16,938.87
-4.3%
15,364.93
-2.9%
1.4%
315

前月
14,952.61
-15.5%
13,479.68
-14.8%
0.7%
145









はSQ値が権利行使価格を超過しなかったことを示し、はSQ値が権利行使価格を超過したことを示す。

2月SQ日から3月SQ日の比較では、日経平均が前月比13.3%だったのに対して日経カバコは前月比14.0%となりました。今月は日経平均が権利行使価格を上回ったものの、SQ値と権利行使価格との差がそれほど大きくなかったために日経カバコが優勢となりました。SQ値はSQ翌日の始値が基準になりますのでこうしたことが起こるようです。




【ETF一口当たり純資産の比較】

SQ日
1321_225
変動率
1565_カバコ
変動率
差異
2016/01/08
18,151.70

15,479.00


2016/02/12
15,332.10
-15.5%
13,123.00
-15.2%
0.3%
2016/03/11
17,381.10
13.4%
15,115.00
15.2%
1.8%
2016/04/**





2016/05/**





2016/06/**





2016/07/**





2016/08/**





2016/09/**





2016/10/**





2016/11/**





2016/12/**





2017/01/**











分配金
0.00

-








トータルR
17,381.10
-4.2%
15,115.00
-2.4%
1.9%
前月
15,332.10
-15.5%
13,123.00
-15.2%
0.3%








こちらはそれぞれの指数に連動しているETFの一口当たり純資産の比較です。指数に対して日経平均構成銘柄の配当金の要素が加わりますので、指数の変動とは動きが若干異なります。

1565_日経カバコは2014年に入ってからは、従来の指数連動有価証券での運用ではなくて、225先物によるカバードコール運用になっています。したがって指数の変動から乖離がでる場合があることと、分配金が出ないことに注意が必要です。

私はETFを比較する際には通常は市場価格を使用しているのですが、この数表では一口当たり純資産の比較にしています。これは1565_日経カバコの取引量が大きくないので市場価格を使用するとイレギュラーな変動率になるかもしれないということを危惧したからです。



最後に3月SQ日の所感です。

今月はいろいろ忙しくて市況をまったくフォローできませんでした。グラフを見直して思うことは、権利行使価格がぐっと引き下がったところにG20の会合等があって市況が持ち直してきた、そして権利行使価格を超えて日経平均が推移したのでコールプレミアムは跳ね上がった、というところでしょうか。

3月に入って日経平均が大きく上昇しているにもかかわらずカバードコール指数が横ばいで推移していることが見て取れます。カバードコール指数の特徴がよく現れていると思います。またSQ明けにカバードコール指数が日経平均よりも上昇するのはコールプレミアムの洗い替えが起こるためだと思います。なかなか印象的ですね。



次回SQ日は4月7日です。




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