【失敗談】外貨建てMMF(ユーロポートフォリオ)

私は「外貨預金」という言葉に対して、銀行の堅実なイメージと、外貨を持っていて引き出せるという、ポジティブなイメージを持っておりました。米ドルの外貨預金を始めた2007年、手数料込みで1ドル108.4円という、今から思えば破格の円安の状態です。

米ドルだけではなく他の外貨も持とうと、2009年11月~2010年にかけてユーロの外貨預金を始めました。手数料込みで1ユーロ133.0円の時代です。豪ドルもほしかったのですが、私が利用していた銀行では当時取り扱いがなかったため、野村証券にて豪ドルMMFを購入したのでした。
 
我ながら不勉強だったなあと反省しています。何を反省しているのか、金融商品にお詳しい方々でしたらすぐにわかると思うのですが;

・外貨預金の両替手数料は、一般に外貨建てMMFなどに比べて高い
・外貨預金の為替差益は雑所得として総合課税、外貨建てMMFの為替差益は非課税(※)

※どこで見たのか覚えていないのですが、当局は外貨建てMMFも源泉分離課税して、そのかわり株式等との損益通算を認めることを検討しているという記事を目にした気がします(まだ決定していないようですが、こういう情報は必ずご自分で確認してくださいね。私は現在外貨建てMMFを保有していないため関心が高くないのです)。

外貨預金に代わるものとしてはFXと外貨建てMMFがあると思いますが、私は外国為替証拠金取引(FX)に興味がなかったので、外貨MMFに切り換えることにしました。また豪ドルMMFも野村証券での保有分を売却し、米ドル、ユーロ、豪ドルとそれぞれのMMFをカブコムの口座に一本化して保有しました。この切り替えでは当然円高による為替差損がでています。金額は忘れてしまいました。

FXは証拠金を用意する信用取引です。現物取引を旨とする私はいかに手数料が安くても、レバレッジをかけなくても、信用取引を行いません。よくわからないからというよりは、鞘を取る取引が嫌いではないので熱くなってのめり込んでしまったり、不安で眠れなくなったりしそうだからです。

私の現在のアセットアロケーションでは外貨外債セクターは全体の5%になっていますが、当時はまだ現在の姿になっておらず、試行錯誤が続いていて、三通貨で100万円程度、のような管理状態になっておりました。

ところが・・・。

みなさまご存じの通り、欧州の金融不安により外貨建てMMF(ユーロポートフォリオ)はつい先日2012年12月に償還されてしまいました。私自身は証券会社からこの連絡があってからほどなく外貨建てMMFを処分しました。ユーロポートフォリオだけはなくて米ドルや豪ドルも処分してしまいました。なぜかというと;

・せっかく外貨預金から移行したのに償還されて、くやしかったから(仕方がないと思いますが)
・外貨建てMMFからETFの1677_上場外債に乗り換えたかった
・さらに1566_上場EM債(新興国債券)にも資金を振りたかった

MMFは通貨に近い性質がありますが、それでも意図せずに償還されてしまいました。私を含めて多くの個人投資家のみなさまにとって意外な体験だったのではないでしょうか。

私はMMFから外債ETFに乗り換えましたが、一口に海外債券セクターといっても外貨や外債、先進国や新興国といった具合に、性質やリスク(標準偏差)がかなり異なります。今はインターネットのおかげで調べ物が非常に楽になりましたので、実際に資金を投じる前に調べてみることを推奨いたします。

もっとも、私が言えた義理ではないのですが・・・。

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