日経カバコ月次ウォッチ(2015/03)

はじめに(←本シリーズの説明)



※単位は円、純資産および終値は1口当たり。▽はコールプレミアムを示す。
※日経平均株価および日経平均カバードコール指数は日本経済新聞社によります。
※権利行使価格は推定価格をプロットしたものです。
※1565純資産および終値は東証のページから数値をプロットしています。
※コールプレミアムは大取のデータを参照しています。


 
3月SQ値は19,225.43となり権利行使価格の19,000円を225.43上回りました。

4月SQの権利行使価格は20,000円、コールプレミアムは100円と思われます。

以下はSQ前日の日経平均株価終値に1.05を乗じた数値を超える最少の権利行使価格と、その権利行使価格のSQ日のコールプレミアム終値を調べたものです。実際の分配金は費用や配当などにより必ずしもコールプレミアムの合計と同じではありません。

SQ月
 権利行使価格
 コールプレミアム
02月
18,125円
135円
03月
19,000円
50円
04月
20,000円
100円
合計

285円

過去の分配金はこちらを参照ください。



【指数の比較】

SQ日
日経平均
変動率
日経カバコ
変動率
差異
C.P.

2015/01/09
17,197.73

14,930.35




2015/02/13
17,913.36
4.2%
15,674.66
5.0%
0.8%
135

2015/03/13
19,254.25
7.5%
16,697.03
6.5%
-1.0%
50

























































































累計
19,254.25
12.0%
16,697.03
11.8%
-0.1%
185









はSQ値が権利行使価格を超過しなかったことを示し、はSQ値が権利行使価格を超過したことを示す。

2月SQ日から3月SQ日の比較では、日経平均が前月比7.5%だったのに対して、日経カバコは前月比6.5%となりました。SQ値が権利行使価格を上回ったため、日経平均の方が有利に推移しました。

年初SQ日から直近SQ日の比較では、日経平均が12.0%であるのに対して、日経カバコは11.8%となっています。今月は権利行使価格を超えて日経平均が値上がりしたために、日経平均が逆転しました。



【ETF一口当たり純資産の比較】

SQ日
1321_225
変動率
1565_カバコ
変動率
差異
2015/01/09
17,574.20

14,669.00


2015/02/13
18,304.40
4.2%
15,399.00
5.0%
0.8%
2015/03/13
19,681.90
7.5%
16,337.00
6.1%
-1.4%


































































分配金
0.00

-








トータルR
19,681.90
12.0%
16,337.00
11.4%
-0.6%








こちらはそれぞれの指数に連動しているETFの一口当たり純資産の比較です。指数に対して日経平均構成銘柄の配当金の要素が加わりますので、指数の変動とは動きが若干異なります。

1565_日経カバコは2014年に入ってからは、従来の指数連動有価証券での運用ではなくて、225先物によるカバードコール運用になっています。したがって指数の変動から乖離がでる場合があることと、分配金が出ないことに注意が必要です。

私はETFを比較する際には通常は市場価格を使用しているのですが、この数表では一口当たり純資産の比較にしています。これは1565_日経カバコの取引量が大きくないので市場価格を使用するとイレギュラーな変動率になるかもしれないということを危惧したからです。



最後に3月SQ日の所感です。

日経平均はじわりじわりと右肩上がりで推移しています。3月13日の終値で19,000円を突破しました。これからは20,000円が視野に入ってきます。

円安→株高→インフレ→賃上げ→デフレ脱却&景気回復。そんな経済の好循環が見えてきたということなのでしょうか。そうなったらいいんですけどねぇ・・・。



次回SQ日は4月10日です。



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