日経カバコ月次ウォッチ(2015/01)

はじめに(←本シリーズの説明)



※単位は円、純資産および終値は1口当たり。▽はコールプレミアムを示す。
※日経平均株価および日経平均カバードコール指数は日本経済新聞社によります。
※権利行使価格は推定価格をプロットしたものです。
※1565純資産および終値は東証のページから数値をプロットしています。
※コールプレミアムは大取のデータを参照しています。


 
1月SQ値は17,341.88となり権利行使価格の18,125円を下回りました。

2月SQの権利行使価格は18,000円、コールプレミアムは170円と思われます。
2月SQの権利行使価格は18,125円、コールプレミアムは135円と思われます。(2015/02/14訂正、グラフは未修正なのでご注意願います。)

以下はSQ前日の日経平均株価終値に1.05を乗じた数値を超える最少の権利行使価格と、その権利行使価格のSQ日のコールプレミアム終値を調べたものです。実際の分配金は費用や配当などにより必ずしもコールプレミアムの合計と同じではありません。

SQ月
 権利行使価格
 コールプレミアム
02月
18,125円
135円
03月


04月


合計



過去の分配金はこちらを参照ください。



【指数の比較】

SQ日
日経平均
変動率
日経カバコ
変動率
差異
C.P.

2014/01/10
15,912.06

13,934.61




2014/02/14
14,313.03
-10.0%
12,617.55
-9.5%
0.6%
105

2014/03/14
14,327.66
0.1%
12,692.53
0.6%
0.5%
70

2014/04/11
13,960.05
-2.6%
12,399.74
-2.3%
0.3%
38

2014/05/09
14,199.59
1.7%
12,654.22
2.1%
0.3%
46

2014/06/13
15,097.84
6.3%
13,554.97
7.1%
0.8%
105

2014/07/11
15,164.04
0.4%
13,691.49
1.0%
0.6%
85

2014/08/08
14,778.37
-2.5%
13,361.77
-2.4%
0.1%
21

2014/09/12
15,948.29
7.9%
14,446.92
8.1%
0.2%
28

2014/10/10
15,300.55
-4.1%
13,884.53
-3.9%
0.2%
28

2014/11/14
17,490.83
14.3%
14,855.40
7.0%
-7.3%
47

2014/12/12
17,371.58
-0.7%
14,894.62
0.3%
0.9%
165

2015/01/09
17,197.73
-1.0%
14,930.35
0.2%
1.2%
215









累計
17,197.73
8.1%
14,930.35
7.1%
-0.9%
953









はSQ値が権利行使価格を超過しなかったことを示し、はSQ値が権利行使価格を超過したことを示す。

12月SQ日から1月SQ日の比較では、日経平均が前月比-1.0%だったのに対して、日経カバコは前月比0.2%となりました。SQ値が権利行使価格を下回ったため、日経カバコの方が有利に推移しました。

2014年の結果としては日経平均は8.1%、日経カバコは7.1%ということで、日経平均が勝ちました。ひとえに10月31日の追加緩和発表をうけて日経平均が急騰したことによります。日経カバコはこのときの急騰に追従できませんでした。



【ETF一口当たり純資産の比較】

SQ日
1321_225
変動率
1565_カバコ
変動率
差異
2014/01/10
16,227.40

13,775.00


2014/02/14
14,594.90
-10.1%
12,492.00
-9.3%
0.7%
2014/03/14
14,616.50
0.1%
12,517.00
0.2%
0.1%
2014/04/11
14,345.20
-1.9%
12,398.00
-1.0%
0.9%
2014/05/09
14,590.60
1.7%
12,559.00
1.3%
-0.4%
2014/06/13
15,513.00
6.3%
13,447.00
7.1%
0.7%
2014/07/11
15,394.10
-0.8%
13,533.00
0.6%
1.4%
2014/08/08
15,000.60
-2.6%
13,171.00
-2.7%
-0.1%
2014/09/12
16,193.90
8.0%
14,225.00
8.0%
0.0%
2014/10/10
15,623.90
-3.5%
13,748.00
-3.4%
0.2%
2014/11/14
17,857.60
14.3%
14,599.00
6.2%
-8.1%
2014/12/12
17,733.80
-0.7%
14,658.00
0.4%
1.1%
2015/01/09
17,574.20
-0.9%
14,669.00
0.1%
1.0%






分配金
199.00

-








トータルR
17,773.20
9.5%
14,669.00
6.5%
-3.0%








こちらはそれぞれの指数に連動しているETFの一口当たり純資産の比較です。指数に対して日経平均構成銘柄の配当金の要素が加わりますので、指数の変動とは動きが若干異なります。たとえば4月SQ日時点の日経平均が前月比-2.6%だったのに対して、1321_225は前月比-1.9%でした。これは3月末の配当金が加算されたことによります。

1565_日経カバコは2014年に入ってからは、従来の指数連動有価証券での運用ではなくて、225先物によるカバードコール運用になっています。したがって指数の変動から乖離がでる場合があることと、分配金が出ないことに注意が必要です。

私はETFを比較する際には通常は市場価格を使用しているのですが、この数表では一口当たり純資産の比較にしています。これは1565_日経カバコの取引量が大きくないので市場価格を使用するとイレギュラーな変動率になるかもしれないということを危惧したからです。



最後に1月SQ日の所感です。

12月14日の衆議院選挙による与党圧勝の後も日経平均は値下がりを続けていましたが、その後再び盛り返し、12月26日には17,818.96円と18,000円に迫りました。しかし先月同様、原油価格の下落や欧州の金融不安再燃などの要因により放物線を描くように下落しました。

ボラティリティーが高い割には16,000円から18,000円の間を推移しているのでカバードコールに適した環境のように思えます。とはいえいつまた急騰・急落があるかわかりませんけれども。



次回SQ日は2月13日です。



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