日経カバコ月次ウォッチ(2014/02)

はじめに(←本シリーズの説明)



※単位は円、純資産および終値は1口当たり。▽はコールプレミアムを示す。
※日経平均株価および日経平均カバードコール指数は日本経済新聞社によります。
※権利行使価格は推定価格をプロットしたものです。
※1565純資産および終値は東証のページから数値をプロットしています。
※コールプレミアムは大証のデータを参照しています。


 
2月SQ価格は14,536.09円となり権利行使価格の16,750円を大きく下回りました。

3月SQの権利行使価格は15,375円、コールプレミアムは70円と思われます。


年が明けてからの日経平均株価はやや軟調で推移していましたが、2月初頭にかけて新興国の景気不安からか円高が進んだため急落しました。日経平均株価は権利行使価格からはどんどん離れて、コールプレミアムも早々に1円へと落ち込んで推移しました。


以下はSQ前日の日経平均株価終値に1.05を乗じた数値を超える最少の権利行使価格と、その権利行使価格のSQ日のコールプレミアム終値を調べたものです。実際の分配金は費用や配当などにより必ずしもコールプレミアムの合計と同じではありません。

SQ月
 権利行使価格
 コールプレミアム
02月
16,750円
105円
03月
15,375円
70円
04月


合計



過去の分配金はこちらを参照ください。

1月25日の分配金は325円と予測していましたが、ゼロ円でした。先月お知らせがあったように、指数連動有価証券の買い替えができなかったため運用方法が変更されたことによると思われます。具体的には、指数連動有価証券を買い入れるための原資として、オプション収入を分配しないで純資産に組み入れたのではないでしょうか。

投資信託である以上は分配金を出そうが、元本に組み入れようが、投資家に対するリターンは変わりませんが(厳密に言うと前者は分配に伴う税負担があるので無分配に比べて不利になりますが)、分配を期待している私のような投資家にとっては少々残念です。早く元のように分配金を払い出す運用に戻ってほしいところです。

分配復活以前に、純資産および口数の減少によりETFが償還されてしまわないかどうかが心配になってくる状態です。どうなるのでしょうね。




日経カバードコール指数と1565_日経カバコの純資産の差異を見てみましょう。先月は分配がゼロ円になってしまったので純資産は減少しませんでしたが、運用方法の変更によるものなのか分かりませんが、指数と純資産の差異が上下に振れていることが分かります。


このグラフの詳しい説明はこちらの記事を参照ください。



以下は日経平均株価と日経カバードコール指数をそのままプロットして差異をとったグラフです。

このグラフは日経平均株価と日経カバードコール指数のパフォーマンスを示しています。差異のグラフが右肩上がりの場合はカバードコール指数有利、右肩下がりの場合は日経平均株価有利を意味します。

日経平均株価が下落して推移しましたので、日経カバードコール指数の方がパフォーマンスがよくなり、差異のグラフは右肩上がりになりました。とはいえカバードコール指数自体も下落して推移していますけれども。

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