日経カバコ月次ウォッチ(2014/01)

はじめに(←本シリーズの説明)



※単位は円、純資産および終値は1口当たり。▽はコールプレミアムを示す。
※日経平均株価および日経平均カバードコール指数は日本経済新聞社によります。
※権利行使価格は推定価格をプロットしたものです。
※1565純資産および終値は東証のページから数値をプロットしています。
※コールプレミアムは大証のデータを参照しています。


 
1月SQ価格は15,784.81円となり権利行使価格の16,125円を下回りました。

2月SQの権利行使価格は16,750円、コールプレミアムは105円と思われます。


12月SQ以降は年末に向かって日経平均株価が急騰して、権利行使価格だった16,125円を一旦は超えてコールプレミアムも上昇しました。しかし年が明けてからは日経平均は値下がりし、結局権利行使価格に届きませんでした。


以下はSQ前日の日経平均株価終値に1.05を乗じた数値を超える最少の権利行使価格と、その権利行使価格のSQ日のコールプレミアム終値を調べたものです。実際の分配金は費用や配当などにより必ずしもコールプレミアムの合計と同じではありません。

SQ月
 権利行使価格
 コールプレミアム
02月
16,750円
105円
03月


04月


合計



過去の分配金はこちらを参照ください。


1月7日の東証の適時開示情報閲覧サービスに、シンプレクス・アセット・マネジメント社より運用の変更に関するお知らせが発表されていました。

1565_日経カバコは日経カバードコール指数に連動する有価証券に投資しているETFですが、この指数連動有価証券は1月23日に償還される予定になっていました。ところが格付けの問題(組入有価証券の保証者の格付けがB格に引き下げられたことだと思われます)と、それに伴い大口の交換請求があったために、指数連動有価証券の買い替えができなくなってしまったとのことです。

当面は株価指数先物やオプション取引によって指数との連動を目指すとのことで、信託約款の変更はないようです。信託約款の変更がないということは信託報酬は据え置きになると思われますが、この先どうなるのかはよく分かりません。いずれは指数連動有価証券の組入運用に戻るのではないかと思いますが、いつになるのかは不明です。

やはり保証者の格付け引き下げによる影響が出てしまったようですね。



日経カバードコール指数と1565_日経カバコの純資産の差異を見てみましょう。先月は分配はなく、配当入金もほとんどなかったようで、横ばい、ないしはやや純資産が指数に対して減少しています。今月は25日に分配がありますので、純資産が大きく減少すると思われます。


このグラフの詳しい説明はこちらの記事を参照ください。



以下は日経平均株価と日経カバードコール指数をそのままプロットして差異をとったグラフです。

このグラフは日経平均株価と日経カバードコール指数のパフォーマンスを示しています。差異のグラフが右肩上がりの場合はカバードコール指数有利、右肩下がりの場合は日経平均株価有利を意味します。

年末にかけて日経平均が急騰しましたので一旦は右肩下がりのグラフになりましたが、年が明けてからは下落し、右肩上がりのグラフになっています。総じてみれば横ばいで推移と言えるのではないでしょうか。




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