国内ETFの純資産推移
タイトルをご覧になって「なんだ、純資産のグラフか」と思われたかもしれませんが、それだけではありません。
ことの発端は、私が月次でチェックしている1565_日経カバコの純資産推移について、ある疑問をもったことです。そのことは後ほどお話しするとして、まずはオーソドックスなETFのグラフを見ていただきながら話を進めさせてください。
以下のグラフは日経平均株価に連動する代表的なETFである1321_225投信を対象にして、日経平均株価(A)と1321の一口当たり純資産(基準価額)(B)をプロットし、(B)-(A)の差異をとったグラフです。
これで何が分かるかというと、連動対象である日経平均株価の推移に対して、ETFの純資産がどのように増減しているのかが表現されています。
日付の項目が見づらいですが、純資産が大きく増えているのは9月末と3月末、少し増えているのは6月末と12月末です。逆に純資産が大きく減っているのはこのETFの決算月である7月初頭です。このETFは年一回決算です。

最近では日々の細かい変動がありますが(この理由はよく分かりません)、おおむね上記の傾向があることが分かります。これはつまり日経平均採用銘柄の決算、もっとはっきり言うなら対象株式の配当権利落ち日にETFの純資産が増加していることを意味します。
直近では2013年9月26日に差異のグラフが上を向いています。これは9月末から稼働3日前であり、4日前が9月末の権利取得最終日ですから、権利落ち日に純資産に反映されていることになります。
こういう見方をするグラフです。では他のETFのグラフも作りましたのでご覧にいれましょう。
ことの発端は、私が月次でチェックしている1565_日経カバコの純資産推移について、ある疑問をもったことです。そのことは後ほどお話しするとして、まずはオーソドックスなETFのグラフを見ていただきながら話を進めさせてください。
以下のグラフは日経平均株価に連動する代表的なETFである1321_225投信を対象にして、日経平均株価(A)と1321の一口当たり純資産(基準価額)(B)をプロットし、(B)-(A)の差異をとったグラフです。
これで何が分かるかというと、連動対象である日経平均株価の推移に対して、ETFの純資産がどのように増減しているのかが表現されています。
日付の項目が見づらいですが、純資産が大きく増えているのは9月末と3月末、少し増えているのは6月末と12月末です。逆に純資産が大きく減っているのはこのETFの決算月である7月初頭です。このETFは年一回決算です。

最近では日々の細かい変動がありますが(この理由はよく分かりません)、おおむね上記の傾向があることが分かります。これはつまり日経平均採用銘柄の決算、もっとはっきり言うなら対象株式の配当権利落ち日にETFの純資産が増加していることを意味します。
直近では2013年9月26日に差異のグラフが上を向いています。これは9月末から稼働3日前であり、4日前が9月末の権利取得最終日ですから、権利落ち日に純資産に反映されていることになります。
こういう見方をするグラフです。では他のETFのグラフも作りましたのでご覧にいれましょう。
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