【失敗談】外貨建てMMF(ユーロポートフォリオ)

私は「外貨預金」という言葉に対して、銀行の堅実なイメージと、外貨を持っていて引き出せるという、ポジティブなイメージを持っておりました。米ドルの外貨預金を始めた2007年、手数料込みで1ドル108.4円という、今から思えば破格の円安の状態です。

米ドルだけではなく他の外貨も持とうと、2009年11月~2010年にかけてユーロの外貨預金を始めました。手数料込みで1ユーロ133.0円の時代です。豪ドルもほしかったのですが、私が利用していた銀行では当時取り扱いがなかったため、野村証券にて豪ドルMMFを購入したのでした。

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【失敗談】1552_VIX短期先物指数(その2)

多大な犠牲を払って撤退した1552_VIX短期先物指数。私にとって心のどこかで引っかかっているものがありました。未練なんでしょうね。なんとなく価格をチェックしてしまっていたり。こういうちょっと癖のあるタイプに惹かれてしまうんです(金融商品の話しですよ、念のため)。

私が損切りした後も価格は下がり続け、3,000円近辺をふらふらしていることが多くなりました。

この頃になると私は国内ETFを主体として資産運用する覚悟が固まってきているのですが、銘柄では迷いが残っておりました。特に国内株式のセクターです。

国内株式のセクターでは、東証株価指数(TOPIX)ないしは日経平均株価(日経225)に連動するETFがオーソドックスな選択です。普通の人はここで悩まないと思うんですが・・・。

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【失敗談】1552_VIX短期先物指数(その1)

「国際のETF VIX短期先物指数」はワールド・リート・オープンと同じく国際投信投資顧問さんが設定している、大阪証券取引所に上場されているETFです。私はこの銘柄に二回もやられてしまいました。そのことをお話ししたいと思います。

「VIX」とは聞き慣れない単語かもしれませんが、ボラティリティーインデックスのことで別名「恐怖指数」と呼ばれる指数です。詳しい説明は省略しますので こちらの大証ETF『VIX短期先物指数』(Fanet MoneyLifeの記事)を参照ください。

私はよくよく内容を理解しないで、代表的な北米株式指数であるS&P500と反対に動く指数、およびその指数に連動するETFなのだろうと思い込み、2011年12月1日、13,210円で1口購入しました。一時期15,000円をつけていたこの銘柄が、下げに転じてきたと考えてしまったのでした。

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【失敗談】ワールド・リート・オープン(毎月決算型)

ワールド・リート・オープンは国際投信投資顧問さんが運用している金融商品です。国際投信投資顧問さんといえばグローバル・ソブリン・オープンが有名ですね。

リートもソブリンも毎月分配型であることが特徴です。

先日「自社株への投資」でお話ししたとおり、私は含み損を確定し、国内ETFをスポット購入しつつ、インデックスファンドの積み立てを開始しました。三菱UFJ投信さんのeMAXISシリーズです。

特に先進国不動産セクターは国内ETFでは1555_上場Aリート(この時点では取引の少ないETFでした)しかなかったものですから、まとまった資金をeMAXIS先進国リートインデックスに配分しました。しかしながら・・・。

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【失敗談】自社株への投資

私の株式投資は持株会から始まりました。

持株会というのは、給料から一定額を拠出して自社株(単元未満)をドルコスト平均法で買い付ける、組合のようなものです。自分が仕事を頑張ることで自分の給料が上がり、会社の業績も良くなって株価が上がる。そんな都合のよいバラ色の夢物語を、かつて私は実際に体験しました。

しばらくして持株会で積み立てていた自社株が単元(市場売買の基準数)に達したので、引き出して市場で売却しました。このときに手に入れたお金がその後の資産運用の元手となったのですが、私はこのようにいい夢を見せてくれた自社株への愛着を捨てきれず、再び自社株を市場で買い戻し、さらに買い増ししたのでした。

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